未使用車ってなに？
登録済未使用車（届出済未使用車）と記しのある車を見たことがあるかもしれません。ですが「未使用車」ってどんな車を指すのかを具体的には解りずらいですよね？
未使用車という言葉の定義を知ることで、新車と未使用車の違いやメリット、デメリット、どんな方に未使用車がオススメなのかご説明します。
新車と未使用車の違い
未登録車とは、登録（新規登録）が行われていない車のことです。登録の手続きをしなければならないため、新車や未登録車は公道を走れません。
未使用車とは、登録は完了しているものの登録後に使用したことのない車を「登録済み未使用車」と呼びます。
つまり新車と未使用車の違いは、陸運局で登録しているかどうかと言えるでしょう。未使用車は新車ではありませんが、実際には使用履歴がないのでコンディションが新車に近い車と言えます。
未使用車のメリット、デメリット
未使用車のメリット
未使用車はすぐに乗り始めることが可能
未使用車は、購入から納車までの期間が短いという特徴があります。すぐに乗り換えしたい方には嬉しいポイントと言えるでしょう。登録済みの未使用車は現物販売であるため名義変更が完了すればすぐ納車となります。新車の場合注文を受けてから製造して車台割当となりますので新車注文から数カ月～数年かかることもあります。
未使用なので状態が良い
未使用車は新車として登録のみが行われ、実際の走行には使用していません。展示や試乗用として用いていた車が多く登録からあまり時間が経過してないこともあり、全体的に状態が良い場合がほとんどです。
未使用車は新車の保証内容を継承できる
未使用車は、保証継承の手続きを行えば新車の保証内容をそのまま適用できるのも大きなメリットです。新車時の保証は国産車の場合、初度登録から5年又は10万kmとなります。
未使用車のデメリット
未使用車は現物販売なので在庫限り
新車は完全オーダー制ですが未使用車は現物販売である以上お気に入りの車種、グレード、色等が完全一致する未使用車を探す事は難しいです。逆に言えお気に入りの新車と完全一致の未使用車が見つかった場合即納が可能な新車に近い車両という事になります。
未使用車はメーカーオプションの追加ができない
メーカーオプションは新車注文時のみ受付ですので、後付けができません。（ディーラーオプションのナビ等は後付け可能です）気になるメーカーオプションがある場合は、欲しいメーカーオプションが付いている未使用車を探す必要があります。
未使用車は次の車検までの期間が短い
未使用車は、新車として新規検査が完了しています。そのため、新規登録から購入までの期間分通常の新車よりも車検期間が短くなります。
